酸化した油をリセットする究極の解毒法|大根おろしと梅干し番茶の知恵

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外食や加工食品を避けられない現代、私たちの体は知らず知らずのうちに「サビた油」で汚れています。

食べた後に胃が重い、体がだるいと感じるのは、酸化した油が血液を汚し、内臓が悲鳴を上げている証拠です。
けれど、嘆くことはありません。

私たちの身近には、泥濁りした血液を清め、毒を外へ追い出す素晴らしい自然の力があります。
先人の知恵と最新の科学が証明する「大根おろし」と「梅干し番茶」による解毒の作法を、共におさらいしていきましょう。

酸化した油は血液を汚す毒となる

血管を痛め細胞を窒息させる.脂質過酸化反応の恐ろしさ

高温で加熱され、空気に触れて古くなった油は、もはや食べ物ではなく「過酸化脂質」という毒物に変化しています。
これが体内に入ると、細胞膜を酸化させて硬くし、栄養の出し入れを妨げて細胞を窒息状態に陥れます。

21世紀の神経毒に注意
近年の研究では、リノール酸が加熱されて生じる「ヒドロキシノネナール」という物質が、脳の神経細胞を直接壊し、認知症の引き金になることも分かってきました。

不自然な油を摂り続けることは、体の中にサビを溜め込んでいるのと同じことだと自覚することです。

肝臓の悲鳴を聞き逃さない。油の害を放置してはいけない理由

私たちの肝臓は、入ってきた毒を解毒するために不眠不休で働いています。
しかし、酸化した油があまりに多いと、肝臓は処理しきれず疲れ果て、解毒機能が追いつかなくなります。

すると、毒素は血液に乗って全身を巡り、肌荒れ、倦怠感、アレルギーといった形で表面化します。
外食で揚げ物をいただいた後や、コンビニの惣菜を食べた後には、速やかに肝臓の手助けをして、汚れを洗い流してあげることが大切です。

「大根おろし」の驚異的な脂肪分解力

脂肪を溶かす酵素「エステラーゼ」と解毒の要「イソチオシアネート」

大根には、三大消化酵素だけでなく、脂肪を分解する強力な酵素「エステラーゼ」が含まれています。
これが酸化した油を細かく分解し、体外へ排出しやすい形に変えてくれます。

また、大根をすりおろした時に生まれる辛み成分「イソチオシアネート」には、肝臓の解毒酵素を活性化させる働きがあることが科学的にも証明されています。
まさに大根は、台所にある「天然の胃薬」であり、解毒剤なのです。

【酵素を壊さない、おろし金の選択】

「おろし立て」に宿る命の力。5分以内にいただくのが鉄則

大根の酵素や辛み成分は、すりおろしてから時間が経つほど蒸発し、その力が失われていきます。
実験データによれば、辛み成分の量はすりおろしてから約15分で半分以下にまで減少してしまいます。

油の害を消し去るためには、食べる直前にすりおろし、その命の力を丸ごといただくこと。
おろし汁(汁物)の中にこそ、水溶性の酵素やビタミンが溶け出しているため、一滴も無駄にせず飲み干すのが賢いやり方です。

項目 大根おろし(生・おろし立て) 加熱した大根(煮物など)
脂肪分解酵素 非常に活発(脂肪を分解する) 熱で失活し、働かない
解毒成分 豊富(肝臓を助ける) 熱に弱く、ほとんど含まれない
期待できる効果 油の解毒・血液浄化 胃腸を温める・便通の改善

体内の火事を消し止める「梅干し番茶」のアルカリパワー

クエン酸が代謝の車輪を回す。酸化した体を中性に戻す力

悪い油を摂ると、体内のpHバランスが酸性に傾き、いわば「細胞が焦げ付いた」状態になります。
これを中和してくれるのが、強力なアルカリ性食品である梅干しです。

梅に含まれるクエン酸は、体内のエネルギー代謝を活性化させ、油の分解で生じた老廃物を速やかに燃焼させてくれます。
一粒の梅干しが、酸化でドロドロになった血液をサラサラに整え、細胞を蘇らせてくれるのです。

【命を養う本物の梅干し】

三年番茶の温熱効果。冷えた胃腸を陽性の力で呼び覚ます

油料理は、実は内臓をひどく冷やします。特にサラダ油などの陰性の油は、胃腸の動きを停滞させます。
ここに、熟成された「三年番茶」を合わせること。

三年番茶はカフェインが少なく、体を芯から温める陽性の飲み物です。
梅干しの薬効を全身に運び、冷えて固まった油を溶かして流し出す、頼もしい相棒となります。

【体を芯から温める三年番茶】

私の番茶選びはいつもオーサワさんの有機番茶です。

数ある三年番茶の中でも、このオーサワの有機三年番茶を私が心からおすすめするのには理由があり、飲んだ瞬間に体が「これだ」と喜ぶ、圧倒的な陽性(体を温める力)の強さにあります。

普通の緑茶やほうじ茶を飲んだ時、たまに胃がキュッとしたり、体が冷える感じがするのですが、それらのお茶が「陰性」の性質を持っているからです。

この三年番茶を一口含んだ瞬間に感じるのは、驚くほどの「丸み」と「甘み」です。

外食で少し重いものを食べた後、この三年番茶をいただくと、あんなに重かった胃がスッと軽くなるのです。
朝一番の白湯の代わりに、あるいは寝る前の静かな時間に、この三年番茶を丁寧に淹れてみてください。 「美味しい」という感覚は、細胞が潤い、浄化されているサインです。

実践・酸化した油をリセットする「二段構えの解毒法」

1. 食前・食後に「大根おろし」を小鉢一杯いただくこと

揚げ物や油っこい料理をいただく時は、必ず大根おろしを添えること。
できれば食前に一口いただくことで、胃の粘膜を保護し、酵素の準備を整えます。

食後であっても、30分以内に大根おろしをいただくことで、入ってきた油が過酸化脂質に変わるのを防ぎ、速やかな消化を助けます。
この時、醤油ではなく少量の天然塩、またはお酢を合わせると、酵素の働きがさらに高まります。

2. 仕上げに「梅干し番茶」で内臓を洗い清めること

食事が終わったら、熱い三年番茶に、種を除いてちぎった梅干しを一粒入れ、お箸でよく混ぜてからいただくこと。
ここに「生姜の絞り汁」を数滴加えると、発汗・代謝を促し、解毒の効果が倍増します。

胃の中に停滞していた油がスッと流れていく感覚があれば、それが解毒の合図です。
自分の体の声に耳を澄ませ、お腹が軽くなるのを感じ取ることです。

酸化した油の害を消し去るコツ

  • 大根は「皮ごと」すりおろすこと。皮付近にこそ解毒成分が凝縮されている。
  • 大根の「おろし汁」は絶対に捨てない。そこが薬効の宝庫である。
  • 梅干しは「塩と紫蘇だけ」で漬けた本物を選ぶこと。化学調味料入りの梅では効果は期待できない。
  • 番茶は煮出して、熱いうちにふうふうと吹きながらいただくこと。

読者さんからのQ&A

Q. コンビニ弁当などの油がひどい時でも、大根おろしで間に合いますか?A. 間に合います。むしろそのような不自然な時こそ、自然の力が必要です。
出先で大根おろしが用意できない時は、帰宅してからでも遅くありません。すぐに大根をおろし、梅干し番茶をいただくこと。
何もしなければ毒は24時間以上体内を巡りますが、この処置をすれば数時間で肝臓の負担は軽減されます。ただし、翌日は油を一切断ち、胃腸を休ませる「食の養生」をセットで行うことです。

Q. 大根おろしが辛くて苦手です。少し加熱しても良いでしょうか?A. 解毒のためには「生」でなければ意味がありません。
加熱すると、脂肪を分解する酵素「エステラーゼ」は死んでしまいます。辛みが苦手な方は、大根の下の部分(辛い)ではなく、上の葉に近い部分(甘い)を使うこと。
また、りんごのすりおろしを少量混ぜると、味がまろやかになり、解毒の相乗効果も期待できます。工夫して「生」の命を摂り入れることです。

Q. 梅干しの代わりに「梅肉エキス」を使っても効果はありますか?A. 効果は絶大です。梅肉エキスは梅の薬効を数十倍に濃縮したものです。
油の害が深刻で、胃もたれが激しい時は、指先に少し梅肉エキスを取り、それを番茶に溶かして飲むこと。強烈なクエン酸の力が、ドロドロになった血液を一気に清め、内臓を活性化させます。

今日からやってみる油の解毒チェックリスト

  • 冷蔵庫に常に「大根」を切らさず備えておくこと。
  • 油ものを食べた直後に、すぐ大根をおろすフットワークの軽さを持つ。
  • 化学調味料不使用、塩分18%以上の「本物の梅干し」を台所の守り神にする。
  • 夕食後のコーヒーを「三年番茶」に変え、内臓を芯から温める。
  • 「食べてしまった」と後悔する暇があるなら、一さじの大根おろしを口に運ぶ。

私たちの体は、食べたものでできています。しかし、それ以上に「出したもの」で命の輝きが決まります。

酸化した油という現代の穢(けが)れを、大根と梅という日本古来の知恵で清め、常に清らかな血液を保つこと。
その小さな積み重ねが、十年後のあなたの健やかな心と体を作るのです。

本記事について、疑問や質問があればぜひコメントでお知らせください。わたくしが可能な限り皆様の不安や悩みにお答えいたします。

自然堂の守り人と申します。
古来より培ってきた自然療法によって、現代社会の不器用さ、矛盾を紐解き、本来あるべき自分を取り戻すための知恵をお伝えしております。

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