天然塩は危険?マイクロプラスチック汚染問題と対策

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私たちの命を繋ぐ「塩」は、母なる海の記憶そのものです。しかし、現代の海がマイクロプラスチックという文明の歪みを抱えているのは、悲しいかな事実です。「体に良いはずの天然塩が、実は危険なのではないか」という不安は、あなたの心身が自然との調和を求めている証でもあります。

大切なのは、汚染を恐れて海の恵みを拒絶することではなく、真実を知り、知恵を持って「清らかな一粒」を選び抜くことです。環境が変わっても、私たちの命を輝かせる方法は必ずあります。混迷する時代を健やかに生き抜くための、塩の選び方と向き合い方を紐解いていきましょう。

1. 海の恵みか、文明の毒か:天然塩に含まれるマイクロプラスチックの現状と私たちの不安

近年、世界各地の海塩からマイクロプラスチック(以下の微細なプラスチック粒子)が検出されたというニュースが、健康を願う人々に衝撃を与えました。これは、かつて「不老長寿の薬」とされた塩が、文明の排泄物によって汚されているという、現代社会の歪みを象徴しています。

私たちは、一日に数千粒のマイクロプラスチックを摂取しているという推計もあります。しかし、これを「天然塩が危険だ」と結論づけるのは早計です。

なぜなら、私たちが取り込むプラスチックの大部分は、ペットボトルの水や空気中の塵、加工食品の包装から来ているからです。塩に含まれる量は、全体の摂取量から見ればごくわずか。大切なのは、目に見える汚れを恐れるあまり、私たちの血液を清めるために不可欠な「生きたミネラル」を摂る機会を失わないことです。

2. 岩塩と海塩、どちらが「清らか」か?産地と製法に隠された汚染リスクの真実

「海塩が汚染されているなら、数億年前の地層から採れる岩塩の方が安全だ」と考えるのは、理に適った選択の一つです。岩塩はプラスチックが存在しなかった太古の海水が結晶化したものであり、物理的な汚染リスクはほぼゼロと言えます。

しかし、塩には「その土地の生命エネルギー」が宿ります。日本人の体には、やはり四方を囲まれた海のミネラルが最も馴染みやすい。岩塩は「陽」の気が強く、体を温める力に優れていますが、海塩に比べてミネラルの種類が偏っている場合もあります。

汚染を避けるために岩塩を選ぶこと、あるいは海流の清らかな特定の産地の海塩を選ぶこと。どちらを選ぶにせよ、ラベルに記された「産地」が、現代の工業排水やプラスチックの溜まりやすい海域ではないか、自らの審美眼で見極めることが求められます。

3. 高度な濾過技術と伝統製法が生み出す安全な一粒

自然を愛する製塩職人たちは、海の汚染という現状に対して決して無力ではありません。2026年現在、多くの誠実な天然塩メーカーは、プラスチック除去のための高度な濾過(ろか)技術を導入しています。

例えば、海水を汲み上げる際に多層のフィルターを通し、微細な粒子を取り除くこと。さらに、伝統的な「流下式塩田」や「しだ掛け」の工程でも、水分を蒸発させる過程で不純物を手作業で取り除くなど、最新の注意が払われています。

誠実な「作り手の意識」が最高のフィルターになる

科学的なエビデンスとしても、適切に濾過された天然塩からはプラスチックがほとんど検出されないことが証明されています。私たちが選ぶべきは、単なる「自然のまま」ではなく、自然の恵みを守るために「職人の手」が介在し、不純物を丁寧に取り除いた、真の意味で「清らかな天然塩」です。安さや効率に走らず、手間暇をかけて作られた塩には、汚染を跳ね返すような生命力が宿っています。

4. 入ったものを出す「排泄力」の正体

「プラスチックが混じっているかもしれないから塩を控える」という考えは、身体の自浄作用を弱めてしまう恐れがあります。私たちの身体には、もともと異物を体外へ出す「排泄の力」が備わっていますが、この働きを支えているのが、実は天然塩に含まれる微量ミネラルなのです。

血液を清め、細胞の「ゴミ出し」をスムーズにする

血液の質がすべてを決めます。精製塩ではなく、マグネシウムやカリウムを豊富に含む天然塩を摂ることで、細胞の浸透圧バランスが整い、古い水分や老廃物がスムーズに排出されるようになります。

たとえ微細なプラスチックが体内に入ったとしても、血流がサラサラで、腎臓や腸の働きが健やかであれば、身体はそれを異物として正しく処理できます。プラスチックを恐れる以上に、身体の「出す力」を弱めないこと。質の良い天然塩は、身体の巡りを良くするための最高の潤滑油であることを忘れてはいけません。

5. 家族を守る「清らかな塩」の選別基準

現代という時代に、本物の塩を選び抜くことは、家族の10年後の細胞を守る「投資」に他なりません。2026年現在、私たちがチェックすべき具体的な基準を整理しました。

「安心」と「生命力」を見分ける4つの物差し

  • 砂や貝殻だけでなく、マイクロプラスチックまで除去できる精密なフィルターを通しているか。
  • 誠実なメーカーは公式サイト等で自社検査の結果を公開しています。
  • 汚染が広がりやすい閉鎖的な海域ではなく、潮の流れが速い外洋や、清浄な深層水を用いているか。
  • 機械任せではなく、天日や平釜で職人が一粒一粒に目を配り、不純物を手作業で取り除いているか。

科学的なデータを確認することは大切ですが、最後は自分の舌が「美味しい」と感じ、身体が「温まる」と感じるかどうかが最も確かな基準です。私たちの直感は、不自然なものを敏感に察知する力を持っているからです。

読者さんからのQ&A

Q. 岩塩はプラスチックの心配がなくて良いですが、ずっと岩塩ばかりを食べていても大丈夫ですか?
A. 悪くはありませんが、日本人の身体には「同じ風土」である海塩のミネラルバランスが必要です。岩塩は「陽」の気が非常に強く、お肉料理などには向いていますが、毎日の煮炊きや汁物には、やはり日本を囲む海から生まれた塩の方が、身体の隅々まで行き渡りやすいのです。プラスチックが気になる場合は、岩塩と、高度に濾過された海塩を「半々」で使うなど、調和を意識した使い分けをすることです。
Q. プラスチック汚染が心配で、塩を食べるのが怖くなってしまいました。
A. 恐れ(ストレス)こそが、最も身体を酸化させ、病を招く「毒」となります。
「病は気から」とありますが、不安な気持ちで食べれば、どんなに良い塩でも毒に変わります。信頼できるメーカーの塩を選んだなら、あとは「海よ、ありがとう」という感謝の心でいただくこと。その前向きな心が、身体の免疫を最大に高め、あらゆる不純物を跳ね返す力を生み出します。
Q. 精製塩(食塩)の方が、工場で純粋に精製されている分、プラスチックの心配がなくて安全ではないですか?
A. 確かにプラスチックは除去されていますが、それは「命の宿らない塩」であることを忘れてはなりません。 

精製塩は化学的にナトリウムだけを取り出した「白い粉」です。汚染を避けるためにミネラルという宝まで捨ててしまうのは、本末転倒なこと。不純物を取り除きつつ、ミネラルの多様性を守り抜いた「伝統製法の天然塩」こそが、私たちの細胞が求めている本当の答えです。

Q. 海水汚染が気になる場合、具体的にどのような「表示」をチェックすべきですか?
A. 「工程」だけでなく、メーカーが独自に行っている「検査体制」を確認することです。 

信頼できるメーカーは、マイクロプラスチックや放射性物質、重金属の自社検査データを公開しています。「自然だから安心」と盲信するのではなく、誠実なデータを開示し、海を守る活動にも取り組んでいるメーカーを、私たちの購買行動で応援することです。

結論

私たちは、もはや汚染がゼロの世界に戻ることはできません。しかし、だからといって絶望する必要もありません。大自然は常に、毒を中和し、命を再生させる力を秘めています。

マイクロプラスチック問題をきっかけに、私たちが海を汚してきた歴史を省み、同時に海が与えてくれる計り知れない恩恵に感謝すること。その「祈り」を込めて塩をいただくとき、塩は単なる物質を超えて、あなたの細胞を輝かせる「光の結晶」へと変わります。

不自然なものに敏感になりすぎず、されど流されず。本物の一粒を食卓に据えることで、あなたの血液は浄化され、強靭な生命力が宿ります。2026年、混迷する時代を生き抜くための最強の武器は、あなたの台所に置かれた、その清らかな天然塩なのです。

明日からの細胞を整えるチェックリスト

  • 愛用している塩のメーカーの公式サイトを覗き、環境対策(検査結果)を確認してみること。
  • 「安すぎる塩」の裏にある背景を想像し、手間暇をかけた職人の塩を適正価格で購入すること。
  • プラスチックの摂取を減らすため、塩だけでなく「ペットボトルの利用」や「ラップの過剰使用」を同時に見直すこと。
  • 身体の排泄力を信じ、たっぷりの水分と天然塩で、毎日「清らかな血液」を創る意識を持つこと。

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