市販のシャンプーの経皮毒の恐怖と、髪が蘇る「湯シャン」の奇跡

※記事内に広告を含む場合があります
※記事内に広告を含む場合があります

「頭皮は腕の3.5倍も毒を吸う」という事実をご存知ですか?

毎日使うシャンプーの泡は、毛穴から血管へ入り込み、脂肪の塊である子宮や前立腺に蓄積します。

「羊水からシャンプーの匂いがする」という話は、未来の赤ちゃんからの悲痛な叫びです。

本記事では、生殖器を蝕む「経皮毒」のメカニズムと、お湯だけで汚れを落とし、髪を黒々と蘇らせる「湯シャン」の極意をお伝えします。

頭皮は腕の3.5倍のスピードで毒を飲み込む

角質バリアのない毛根から、合成界面活性剤が血管へなだれ込む恐怖

私たちは毎日、何の疑いもなくシャンプーの泡で頭を包み込んでいますが、頭皮という場所がどれほど無防備で、危険な入口であるかを知っている人はあまりに少ないのが現状です。皮膚には本来、異物の侵入を防ぐ「角質層」というバリアがありますが、頭皮の毛穴にはそのバリアがほとんど存在しません。

毛穴の奥にある毛根は、毛細血管が網の目のように張り巡らされた場所です。つまり、頭皮は皮膚というよりも、血管に直結した「穴だらけのザル」のようなものです。ここから吸収される化学物質のスピードと量は、二の腕の内側を1とした場合、なんと3.5倍にも達します。口から入った毒は肝臓で90%近く解毒されますが、皮膚から入った毒、いわゆる「経皮毒」は、消化器官を通らずに直接血管に入り込むため、解毒されることなく全身を駆け巡ります。

シャンプーをしている数分の間、私たちは気持ち良いと感じているかもしれませんが、体の中では、血管というハイウェイを通って、猛毒が全身へとなだれ込んでいるのです。頭を洗っているつもりが、実は脳や臓器を化学物質という毒液に浸しているのと同じことだと認識せねばなりません。

「ラウリル硫酸」などの洗浄成分が、皮膚の鎧(よろい)を溶かして浸透を助けている

さらに恐ろしいのは、シャンプーに含まれる「ラウリル硫酸ナトリウム」などの合成界面活性剤の働きです。これらは、本来水と混ざり合わない油汚れを落とすために配合されていますが、その強力な洗浄力は、皮膚を守っている大切な皮脂膜、すなわち「皮膚の鎧(よろい)」までも瞬時に溶かしてしまいます。

バリアを溶かしてこじ開けたところに、着色料や防腐剤、人工香料といった化学物質が容赦なく入り込んでいく。界面活性剤は、汚れを落とす洗浄剤であると同時に、毒を奥深くまで運び込む「浸透の案内人」でもあるのです。台所の油汚れを一瞬で落とす洗剤と、成分的にはほとんど変わりません。そんな強力な薬品を、一番デリケートで吸収率の高い頭皮に毎日すり込んでいるのですから、体に異変が起きないはずがないのです。

脂溶性の毒が「子宮」と「前立腺」に溜まる理由

油は油に集まる

では、血管に入り込んだ毒はどこへ行くのでしょうか。界面活性剤は「油を溶かす」性質を持つと同時に、「油に溶けやすい(脂溶性)」という性質を持っています。そのため、水分が多い血液中には長く留まることができず、体の中でも特に脂肪分の多い場所を探して、そこへ蓄積しようとします。

人間の体で脂肪が集まっている場所、それは女性であれば「子宮」と「乳房」、男性であれば「前立腺」、そして思考を司る「脳」です。助産師さんの間で「出産時の羊水からシャンプーの匂いがする」と囁かれることがありますが、これは決してオカルトではありません。毎日使い続けた化学物質が、脂肪の塊である子宮に沈殿し、濃縮された結果なのです。

男性の前立腺肥大や前立腺がんが増えているのも無関係ではありません。私たちは、ただ頭を洗っているだけのつもりで、実は自分自身の生殖機能を、そして命の根幹を、化学物質で汚染し続けているのです。

理痛、内膜症、不妊。便利さのツケを払わされる未来の赤ちゃん

近年、若い女性の間で激しい生理痛や子宮内膜症、そして不妊に悩む人が急増しています。これを「体質」や「ストレス」の一言で片付けてはいけません。子宮という、新しい命を育むための神聖な場所が、冷たく、化学物質で汚れた場所になってしまっているのです。

母親の体内に溜まった経皮毒は、へその緒を通じて、何の罪もない赤ちゃんへと移行します。アトピーやアレルギーを持って生まれてくる子供が増えているのは、便利さを優先して自然をないがしろにしてきた、私たち大人への警告です。未来の子供たちに「負の遺産」を残さないためにも、今すぐに浴室にあるボトルの中身を見直す勇気が必要です。

薄毛・白髪は「洗いすぎ」による薬害?

シャンプーが善玉菌を死滅させ、カビや悪臭の原因菌を繁殖させる

「フケや痒みを防ぐために殺菌成分入りのシャンプーを使う」という人がいますが、これは大きな間違いです。私たちの皮膚には、無数の「常在菌」が住んでおり、彼らが皮脂を食べて弱酸性の膜を作り、悪い菌の繁殖を防いでくれています。

しかし、合成シャンプーの強力な殺菌力は、この大切な常在菌まで根こそぎ死滅させてしまいます。これを私は「虐殺」と呼んでいます。守り手を失った頭皮は、無防備な荒野となり、そこにかえって生命力の強いカビ菌や、悪臭を放つ悪玉菌が繁殖し始めます。洗えば洗うほど臭くなる、フケが出るというのは、常在菌のバランスを自ら破壊した結果のパラドックスなのです。

脂を取りすぎるから、頭皮がパニックを起こしてギトギトになる

また、「夕方になると頭がベタつくから」と、朝晩二回もシャンプーをする人がいますが、これも逆効果です。皮脂というのは、頭皮を乾燥や紫外線から守るために体が分泌している天然のクリームです。

これを強力な洗剤で根こそぎ奪い取ってしまうと、脳は「油が足りない!緊急事態だ!」と判断し、慌てて過剰なほどの皮脂を分泌させようとします。その結果、洗えば洗うほど頭皮はギトギトになり、毛穴が詰まり、薄毛や抜け毛を招くという悪循環に陥ります。

薄毛や白髪は、遺伝や加齢だけが原因ではありません。過剰な洗浄による「薬害」であり、頭皮の砂漠化現象であることを知るべきです。

究極のデトックス「湯シャン」のすすめ

酸化した古い油だけを落とし、天然の美容液(新鮮な皮脂)を残す温度の魔法

では、どうすれば良いのでしょうか。答えは至ってシンプルです。「お湯だけで洗う」。これに尽きます。いわゆる「湯シャン」です。

「お湯だけでは汚れが落ちない」というのは、洗剤メーカーが植え付けた思い込みに過ぎません。実は、髪や頭皮の汚れのほとんどは、お湯だけで十分に落ちるのです。

ただし、お湯の温度が重要です。熱すぎるお湯は必要な皮脂まで流してしまい、乾燥を招きます。

最適なのは、体温より少し高い38度前後です。この温度であれば、酸化して古くなった不要な皮脂だけが溶け出し、新しく必要な皮脂は頭皮に残ります。

この残った皮脂こそが、最高級のトリートメントであり、髪に自然なツヤとコシを与えてくれる天然の美容液なのです。何も足さない、ただお湯の力と適度な指の腹のマッサージだけで、頭皮は自ら蘇ろうとします。

魔の「ベタつき期」を乗り越える!「化学物質が抜けるまでの数ヶ月、頭皮が本来の呼吸を取り戻すまでの道のり

湯シャンを始めると、多くの人が最初の数週間で挫折しそうになります。「髪がベタつく」「痒い」「匂いが気になる」といった症状が出るからです。しかし、ここで止めてはいけません。

これは副作用ではなく、今までシャンプーで痛めつけられ、機能を失っていた頭皮が、必死に排毒(デトックス)をし、常在菌のバランスを取り戻そうとしている「好転反応」の時期。

シャンプーによる過剰洗浄に慣れきった頭皮は、すぐには皮脂の分泌量を調整できません。しかし、獣毛ブラシで丁寧にブラッシングをして余分な脂を散らし、根気強くお湯洗いを続けていれば、数ヶ月でピタリと皮脂量が落ち着き、嘘のようにサラサラで、コシのある髪に生まれ変わります。

その時、あなたは気づくはずです。今まで高いお金を払って買っていたシャンプーこそが、髪を痛め、体を汚していた元凶だったのだと。自然治癒力を信じ、化学物質の呪縛から解き放たれること。それが、本当の美しさと健康を取り戻す唯一の道なのです。

「湯シャン」が無理なあなたへ。どうしても使うならこれを選ぶこと。安全なシャンプーの選び方と厳選3品

本記事について、疑問や質問があればぜひコメントでお知らせください。わたくしが可能な限り皆様の不安や悩みにお答えいたします。

自然堂の守り人と申します。
古来より培ってきた自然の理によって、現代社会の不器用さ、矛盾を紐解き、本来あるべき自分を取り戻すための知恵をお伝えしております。

mamoribitoをフォローする
未分類
シェアする
mamoribitoをフォローする

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました